アーム訪問看護ステーションの取締役の本田です。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
今日は、私の印象に残るエピソードをご紹介します。
私がまだ学生だった頃の話です。
看護とはアート、ユーモア、サイエンスが大切なのよ、と教えてくださった先生がいました。
看護にアート?芸術?
私はその意味を想像できず、先生に尋ねた記憶があります。
アートとは、その看護行為全ての動きが額縁に入って美しい画になっているのか、想像しなさいと。物品の配置や寝具、カーテン、陽光、向ける視線、顔の角度、手や体の向き等、細部にわたる部分まで美しさにこだわりなさいと。
ユーモアは、どんな悲しみの淵にいる患者様にも、明るくユーモア溢れる態度で活力を与えなさいと。
そしてサイエンスは、医療、看護において根拠となるもの。これがなくては看護は出来ない。生涯勉強しなさいと。
20年以上たった今も、この三つを大切に看護師をしています。
そして、先生が言ってくださった、「アートとサイエンスがある看護師は山ほどいるの。けれど、ユーモアを持っている看護師はなかなかいないのよね。あなたには、そのユーモアがあるのよ。」と。
だから、笑顔を大切に。
そんな訪問看護を真剣に考えています。
アーム訪問看護ステーション
管理者・看護師 本田亜佐美
(アームエイブル株式会社 取締役)